

外反母趾、内反小指、ハンマートゥ、扁平足、開帳足、巻き爪、白癬(水虫)
等々、
いわゆる「足病」と呼ばれる
「足に関するトラブル」です。
また、それらにも起因する「腰痛」「間接痛」等もある意味含まれるといえるで
しょう。
では、「足病」等は「現代病」として避けられないモノなのでしょうか?
CSソックスを履けば、履くだけでそれらを予防、改善出来るのかというとそうではありません。
もちろん、CSソックスは履いていただきたいのですが、それだけではなく
きちんとした知識をもって正しく「足」とつきあってゆくことで、それらの予防、
改善などができるのです。
人と「足」の歴史
少し大上段ではありますが、人類の進化の一つ要因といわれているのは約600
万年(猿人〜原人)ほど前、「二足歩行」するようになったことだといわれてい
ます。
それによって、「手」が使えるようになり、脳が発達して「道具」を使うように
なってゆくことで、現代の人になっていったようです。
その数百万年のあいだに、体格、骨格、筋肉など「二本足」で生活するように進
化してきました。
「足」はある意味「人間のアイデンティティ」の一つでもあるのです。
人類と文明の進化とともに、「裸足」から「靴」を履くようになりました。
中世から近代へ欧州の発展(植民地時代)とともに「靴」も進化し広まっていっ
たといわれています。
現代の靴の形(サンダルは除く)は3〜4百年前にはすでに存在したともいわれ
ており、その発展の歴史が長い欧米では、"足病と靴"の関係性が認められていま
す。その足病治療に靴の購入が医療保険に適用される国もあります。
日本では、江戸時代末期になって「靴」が入って来るようになりましたが、それ
は、まだまだ特別なモノでした。明治になり、西洋文化が入ってきましたが、そ
れでもまだ「特権階級」のモノでしかなく、昭和初期までそれは続きます。
本格的に「靴」を大衆が履くようになったのは、戦後になってからでした。
それから考えますと、日本の「靴文化」はまだ6,70年しかなく、「足病と靴」
に関する体系的な臨床研究が出来ていないため、「靴やその関連」に対する「医
療保険」等が(一部を除いて)適用されないのです。
〜「足病」は現代病?〜

1950年の日本人の平均身長(男性)は160cmでした。
2005年には171cmと10cm以上伸びています。(女性は148→158cm)食の欧米化に伴い、体格も大きく変化して
あり、そんな中、西洋生まれの靴で「日本人にあった靴」の開発・研究が遅れて
いる日本では、「足」と「靴」に対する情報と知識が絶対的に不足しています。
そういう意味でも(日本の)「足病」は現代病だといえるでしょう。
〜健康な「足」を目指して〜
では、「足病」等は「現代病」として避けられないモノなのでしょうか?
一概には言えませんが、きちんとした知識をもって正しく足を使うことで、予防、改善
が出来るのです。
足の健康を考える上においては、
- 「足」(そのもの)を知ること
- 「歩き方」を知ること
- 「靴」について知ること
- 「自分の足」について知ること
「足」を知ること。

そもそも「あし」には「足」「脚」の二通りの漢字があります。
どちらも「あし」ですが、前者は「足首(くるぶし)」より下を指し、後者は「すね、
膝、腿」を指します。(ここではそう定義します。)
〜足には全身の1/4の骨が集まっています〜

その「足」の骨の数は左右で56個、片足だと28個です。人間の全身の骨の数は
208個なので、約1/4もの骨が、「足」の骨なのです。
人間が二本脚であるくようになってから、体重を支え、
歩き、走り、跳ぶなどの
様々な動きを行うために小さな骨がたくさん集まって体を支えているのです。
足は第二の心臓です〜

立ち仕事の方は覚えがあると思いますが、一日立ちっぱなしでいると靴がきつく
なったりしたことがないでしょうか?
これは、重力に対して垂直に立っているため血液や体液が下がってしまい、足が
むくんでしまう為に、どうもなかった自分の靴がきつくなったりするのです。
人間の体は、多くの水分で構成されています。体に含まれる水分(血液や体液)
は赤ちゃんでなんと全身の80%、大人で60%にもなります。
※年齢とともに
水分量は減少してゆくのですが、、、
当然、一日たちっぱなしでいれば、重力に逆らえず体液も下がってしまします。
それを循環させる役目を持つのが、足と脚の筋肉です。
足・脚は「第二の心臓」と呼ばれるゆえんは、この重力に引っ張られて下がった
血液や体液を、歩く等筋肉の収縮によるポンプ作用で、重力に逆らって上に運ば
れる事から言われているのです。
健康のために「一日一万歩」歩くというのは、血液やリンパの循環を良くする
「足」のポンプ作用をたくさん使うことでもあるのです。
足の3つのアーチについて〜

先程述べたように足には、全身の約1/4もの骨が集まっており、それに腱(けん)
や筋肉が複雑につなぎあって体を支えています。
歩行時で体重の3〜8倍、走行時になると10倍以上の加重が足にはかかってき
ます。
30センチにも満たない長さで、その5〜7倍にもなる身長と全身の体重を支える
ためには、その衝撃を緩和する仕組みが必要になります。
それが「足のアーチ」なのです。
「足のアーチ」には、その数十キロにも及ぶ加重がかかったときの全身と足・脚
に対する衝撃を和らげるためのショックアブソーバーの役割があるのです。
最もよく知られている「足のアーチ」は内側アーチだと思います。これは、何ら
かの要因によって崩れると扁平足になるというモノです。
ですが、実は足には3つのアーチがあります。内側アーチの他に、前方横アーチ
と呼ぶ親指の付け根の盛り上がったところ(母指球)と小指の付け根を結ぶ横の
アーチと、先の小指の付け根からかかとまでの外側アーチがあります。
外側アーチは通常、地面についていますからあまり気にされませんが、このアー
チが崩れると、足の裏が内側に向いてしまう(極端に言うと)感じになりO脚の原
因になったりします。
では、足のアーチが崩れるというのはいったいどういう原因で起こるのでしょう
か?
これは、遺伝的な原因や体重の増加など、様々な要因によって起こります。
足のアーチをつくっているのは「足」の筋肉で、筋力が弱る(バランスが崩れる)
と足のアーチが崩れる。というのが最大公約数だといえます。(人によって千差
万別なので一概には言えませんが、、、)
足の筋肉が弱るというのは、やはり歩かない等によって起こりやすくなるといえ
ます。
交通機関の発達やデスクワークのようなあまり歩かない仕事などによって、現代
人は特に歩く事が少なくなっていますので、環境的にも起こりやすくなっている
ともいえます。
いやいや、私は毎日そこそこ歩いているはずだが、足のアーチが崩れてきている
みたいだとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
それは、歩くときの「歩き方」が正しく出来ていない事によるものが多いのです。
「歩き方」を知ること。〜正しい歩き方とは〜

ただ闇雲にたくさん歩けばよいのかというとそうではなく、「正しく歩く」こと
も大事なことなのですが、「正しい歩き方」は学校では教えてくれません。
では、正しい歩き方とはいったいどういう事でしょうか?
昨今は、ウォーキングのブームもあり、「歩く」事に関心の高い方も増えてきま
したので、すでにご存じのことかもしれませんが、歩くということを分解してみ
ます。
歩くということは、立っている状態から、重心を前に移動させ片方の足を前方に
「踏みだし」ます。このとき踏み出していない方の足に全体重が乗っていること
になります。次に、踏み出した足を着地させ、その足に重心を移動させながら残
してきた足を今度は踏み出す方にする。これの繰り返しが歩くということです。
(ちょっと回りくどいですが)
「歩くときのメカニズム」から考える「正しい歩き方」

歩くときに、踏み出した足はかかとから地面に着地します。そしてはじめに足の
外側アーチがかかとから順に着地してゆき、小指の付け根から親指の付けね(母
指球)にむけて着地してゆきます。足裏がぺったりついた時点では体が中心の位
置になる重心移動となっていて、着地した側の反対側の足を踏み出す足として前
に出してゆきます。
そして踏み出した足が着地してしてゆくタイミングで残してきた足から着地して
ゆく足に加重が移動してゆき、次に足の親指(母指球)から小指にかけて「足の
5本の指」で後ろへ蹴ることで前に進むのです。
このときの動作には、足裏の屈曲部分(横アーチ部分とほぼ同じ部分)が十分に
曲がる事が求められ、親指は基より、小指までの指が蹴る動作を出来る状態(指
が動かせる状態)にあることが求められるのです。
足の指で地面を「蹴る」ために

この「足の指で蹴る」という動作が「正しく歩くため」には非常に重要な動作に
なり、足指で十分に地面を蹴る。という一連の流れによって足の筋肉が十分に使
われることになります。
足の指が地面をつかみ、「横アーチ部分」が屈曲するのと併せて「地面をを蹴
る」。
その理想的な動きの為には、足の指が開いて自由に動けることが重要で、普通の
靴下より一本一本の指が分かれている「5本指ソックス」が最も適しているので
す。
さて、歩き方と「5本指靴下」が「足の健康」に関して重要なことはご理解いた
だけたかと思います。しかしそれは一つの側面でしかありません。なぜなら、外
を歩く際には靴をはじめとした履き物を履くからです。
正しく「歩く」ためには、指が動かしにくいような窮屈な靴では蹴る動作を十分
に出来ません。
そこで「正しく歩く」ためには靴を選ぶことも重要になってきます。
「靴」を知ること
「靴」を知るには、その構造や機能、種類、素材など非常に多くの幅広い知識が
必要になります。
必要最低限の基礎知識とそのポイントについて説明します。
あるくための「靴」を選ぶポイント

- 足の5本の指で地面を蹴ることが出来るだけの十分な余裕がトゥボックス (靴のつま先の立体部分)にあること。
- かかとから着地する時にぶれてしまわないように、かかとがしっかりホール ドできていること。
- 足の屈曲部分が十分に屈曲できること。
- 足の甲からかかとにかけてきちんとホールドできる事。
(このための理想的な形は紐靴です。)
というようなポイントをきちんと網羅できる靴を選ぶことが重要になってきます。
靴の脱ぎ履き
日本は欧米と違い、家や部屋にはいるときに靴を脱ぎます。「靴」を選ぶポイントで 出てきましたが、足の甲からかかとにかけてきちんとホールド出来る為には「紐靴」であ る事が理想的です。ですがほとんどの方は、紐靴であっても「脱ぎ履き」の際にひもを「緩 めて、締め直す」事を行っていません。靴べらを使うにしても、(紐靴の場合)締めてある靴を そのまま履くはずです。そのどこが問題かというと、そのまま履けるということは、そのまま 脱げるということなのです。極端にいいますと、「スリッパ」を履いていることを想像して下さい。 スリッパは、かかとの部分が無く、甲の部分だけで足についてくるのですが、脱げてしまわないために 先程「正しい歩き方」で出てきたかかとから着地する歩き方ではなく、つま先のみで歩くようになって しまいます。脱げそうになる靴を履いて歩いたのでは、正しい歩き方は出来ないということなのです。
(※こちらは、ただいま編集中です。近日アップいたします)また、靴を履くときに「5本指の靴下(CSソックス)」を履くことも大事なポイ ントです。「自分の足」について知ること〜ご自分の足のサイズはご存じですか?〜

女性であれば、大体いつも購入する靴は、23.5cmや24.5cm男性であれば、26.
5cmや27.0cmという方が多いと思います。※特に小さいか大きい方でない場合。
平均的なサイズであり、そのサイズの靴はお店に多く並んでいます。
最近でこそ、百貨店などでは「シューフィッター」によって足のサイズを測って
くれるところも増えましたが、測られたことはありますでしょうか?
かかとから足のつま先の最も長い部分までの長さを測るわけですが、意外とご自
分の足のサイズを正確に把握していらっしゃる方は少なく、「だいたいこのぐら
い」や「いつも購入する靴」のサイズはこれぐらいという方が多いのです。
では、すでに測って知っているという方でも常に同じサイズではありません。体
重が増えたり、運動によって筋肉がつくと先程の「足のアーチ」が伸びたり(広
がったり)して5mm程度はすぐに増減してしまいます。
靴を購入する際等は、常に測って見ることが重要です。
「足」は立体構造です。
(※こちらは、ただいま編集中です。近日アップいたします)
最後に〜健康な足を目指して〜
(※こちらは、ただいま編集中です。近日アップいたします)



